Phantom3 Standardを飛ばしてみて感じたのは「飛ばして楽しむドローン」ではなく「新しい視点で撮影できるカメラ」だという事です。
飛ばすこと自体はとても簡単。飛ばすことに力を使わずに撮影にできるだけ集中する事ができます。
2017年の現在、他社にこの画質レベルでこの価格帯のドローンは存在しません。というと言い過ぎかもしれませんが、現在の競合であるBebop2も画質という点ではPhantom3には及びません(YoutubeやFlickrに上がっているサンプルを色々見比べた結果の結論)。コンパクトなのは魅力的なのですがそれと引き換えにカメラを妥協した作りと言わざるをえないです。
Phantom3はジンバルとカメラが機体からぶら下がっているのでかなりかさばりますし、取扱いも気をつける必要があります。しかし空から手軽に質の高い写真を撮りたいと思うなら現状ではPhantom3シリーズを始めとしたDJI製品しかないと思います。