同じモバイルバッテリー2本持ちという運用法はどうでしょう。


普段使っている10000mAhのモバイルバッテリーが劣化してきたようなので、お気に入りのAnker製品から次のモバイルバッテリーを購入しようと思いAnkerのサイトを眺めてみたのですが、そこで思ったのが10000mAhのものを1つ買うよりも5000mAhのものを2つ買った方がなにかと便利なのではないか、という事。

モバイルバッテリーの容量が最も必要となるシチュエーションを考えると、朝から晩まで撮影やイベントに出かける、または旅行で一日中外を回る状況が考えられます。仕事場や車と違い、基本的に電源も期待できない状況なのでモバイルバッテリーは必須。

使っている携帯電話はiPhone SEなのでそれほど電池を食うわけではないのですが、それ以外にモバイルルーター、アクションカムなどを充電する必要があるので、一日中出かけた場合5000mAhではちょっと不安な容量です。

そうなると必然的に10000mAhを選ぶ事になるのですが、普段の生活での使用だと逆に5000mAhほどのコンパクトモデルでも充分なのです。

そのジレンマを考えつつAnkerのサイトを見て思いついたのが「5000mAhクラスのコンパクトなモバイルバッテリー同じものを2つ購入する」という事。

そして今回購入したのはAnker Astro E1 5200mAhの赤と白。特に秀でたスペックもない平凡、安価でコンパクトなモバイルバッテリーです。しかし2本持ちに大層なスペックは必要ないのです。

2つ購入したのは他にも理由があり、10000mAhの大容量を普段使いしているとなまじ容量があるため、少しずつ使っていてもまだあるだろうと減っている事に気付きません。そしてバッグに入れっぱなしのバッテリーを休みに一日中持ち出してみるとあまり充電されていなかった…という事が何度かあるのです。

その点、5000mAhのモバイルバッテリー2本持ちなら普段は1本、一日中お出かけでは2本と状況に応じて使い分けができます。常に片方は充電するように、もう片方は絶対にバッグに入れるようにして(使って家に帰ったらその場で入れ替えるようにする)ローテーションで使っていけば、殆ど充電されていないバッテリーを持ち出したり、家に忘れたりの悲劇はかなり防げるはずです。

また、大容量のモバイルバッテリーは充電時間も比例して長くなるため家で充電してるのを忘れしまい、バッグに入っているつもりで外出してしまう事もよくあります。容量が少なければその分充電時間も比例して少なくなるため、結果的に高価な急速充電対応バッテリーと同様の効果が得られます。

また、モバイルバッテリーを2本持ち歩けば、当然ですが同時に2つのデバイスを充電できるメリットもあります。つまりUSBポートを2口持つ高価なモバイルバッテリーとスペックは並ぶわけです。

コストの面から比較すると、10000mAh最安のPowercore10000がアンカーダイレクトで2899円、5200mAhのAstro E1 5200mAhが1699円×2で3398円でその差は僅か500円。その500円でUSBポートは2つになり、AnkerのUSBケーブルも2つ付いてくるのです。おトク!

重量、サイズで比較すると、Powercore10000が92×60×22mm、180gに対して、Astro E1 5200mAhは96 × 43 × 23mm、125gを2つ分。さすがにサイズ、重さとも3割ほど大きくなってしまいますが、使い勝手を考えると自分の中では充分に許容範囲。ちなみにこのAstro E1の2本分サイズ、重量はちょうどPowerCore 13000と同じくらいです。

自分が完璧にバッテリーをマネジメントできる人間なら10000mAhを1本で充分なのですが、残念ながら自分はそこまで完璧な人間ではないのでAstro E1 5200mAhを2本で運用していこうと思います。うっかりさんの方、いかがでしょうか。

まだ購入したばかりなので使っていて問題点が出てきたらまた記事にします。

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