※注:私、レンズの写りの違いとして「シャープさ(解像感)」「ボケの大きさ」「周辺の減光」くらいしか分からず、「味」「ヌケ」「色のり」などはよく分かりませんのでその辺差し引いてご覧ください。
羽田空港で一番出番の多いレンズ。第一ターミナルの展望デッキからならとりあえずこれと標準ズームだけで充分なのではないでしょうか?離発着はもちろん、タクシーウェイを移動中や駐機中の飛行機など、40mmからのズームを生かして幅広く撮影可能。F2.8と明るいレンズなので曇りや夕方でも感度を上げる事なく粘って撮れるのがいいですね。画質は隅までシャープで気持ちのいい写りです。
ズームは珍しくインナーズーム、鏡胴が伸び縮みする事なく高級感があります。ズームリングも軽くヌメーっと程よく回るので、ズームしながら飛行機を追いかけるのも可能。
三脚座はほぼ使わないので普段は外して別売りのデコレーションリングを付けてます。デコレーションリングくらいは標準でつけて欲しいところ。
弱点はマイクロフォーサーズのレンズとしては重くて大きくかさばる事。特に収納式のフードはかなりかさばります。フードを取り外すとレンズをかなり細く感じるほどにかさばります。ギミックなしの普通のフードも出して欲しいですね。
ですが弱点としてはそれくらいで、性能的には全く文句はありません。
E-M1 MarkII、G9Pro共にAFは速くピントもあまり外しませんが、セットで付いてきたテレコンを入れるとAFの精度も解像感もコントラストも下がる気がします。私はほとんどテレコンを使う事はないですね。
とりあえずマイクロフォーサーズ機で飛行機を撮るなら持っておきたい一本です。