家の光回線を速くする!IIJmioひかり IPoEオプションを申し込み。

光回線なのに遅い。反応が鈍い。

IIJmioひかりでIIJmioひかり IPoEオプションが期間限定無料キャンペーンをやっていたので申し込んでみました。我が家のIIJmioひかり回線ははっきり言って遅く、光回線なのにストレスがたまります。Webページの読み込みで待たされる、子供たちがYouTubeの動画を同時に見てると遅くなるなどの症状です。ちなみにIIJに変える前はもっと速く普通に使えていました。

IIJmioひかりの混雑の理由とバイパス手段(IPoE・DS-Lite対応)

遅い原因は以前から調べていて、原因と対処法は上のブログの通り、IPoEオプションを使ってIPv6での接続を申し込めばいいと分かっていたのですが、月額800円のオプション料金がかかるならまあまだいっか…と放置していたのです。

ちなみに原因を簡単に説明すると、インターネットへの入り口部分がめちゃくちゃ混んでいるという事です。

そしてその対処法であるIPoEオプションというのはその渋滞している部分をまるごと高速道路のようなものでバイパスする…という事らしいです。山手通りと首都高山手トンネルの関係と言えば分かる人は分かるでしょうか。その高速代が800円ということなのでしょう。

ところがこの4月から無料キャンペーンが始まっていた事に7月になってから気付きました。無料と言う事なら試してみないともったいない、というわけでろくに調べもせずまずは申し込み。

申し込んですぐに使えるわけではなく、「3日後に適用するよー」とメールでお知らせが来ました。

そしてIPoEオプションの適用日。ネットにアクセスしてみると速い?よく分かりません。

実は申し込んだ後で調べたのですが、現状IPoEオプションで高速道路でのバイパス状態でアクセスできるIPv6対応のサイトは数えるほどしかないのです。

IPv6対応サイト一覧と対応の確認方法!Yahoo,AmazonやYouTube,Huluの動画サイトでも対応済みか解説!

上のサイトによると、Google、YouTube、Facebook、Instagram、Netflix、AbemaTVくらい…。
Google、YouTubeはよくアクセスするのでそれだけでも有り難いのですが、Yahooも対応していないのは意外でした。

Googleで画像検索やGoogle Photoを見ても確かに以前よりもかなり高速で表示されます。Googleフォトを使っている人はわかると思いますが、何年も遡りながら表示させるとかなり待たされるのですが、その待ちがほぼありません。どの年に飛んでもパラパラと軽やかに表示されます。拡大画像も一瞬です。YouTubeも1080p表示にしても特に待たされる気はしません。すごいぞIPv6。

しかしIPv6に対応していないその他大多数のサイトのスピードが変わらないのはもったいない。特にTwitterやFlickr。しかし、実はこちらもIPv6で高速化する方法はあるのです。

IPv6を生かすには対応ルーターが必要

そこで先ほどのIIJのブログに戻りますが「DS-Lite」という仕組みを使います。これを使えばIPv6に対応していない大多数のサイトへも「高速道路のバイパス」を経由して高速にアクセスできるというものです。しかしこんな仕組みがあるなら、そりゃみんなIPv6には対応しないだろうな…。

ただし、DS-Liteに対応しているルーターが必要です。ウチで使っているルーターはそこまで新しくはないためか、DS-Liteには未対応でした。という事でDS-Liteに対応の安いルーターを探す事に。

条件としてはDS-Liteに対応の他に、無線LANはacに対応している事、ギガビットイーサ対応、3階建対応の電波強度、国内メーカー、そして安い事、という条件で選んだのがNECの「Aterm WG1200HS3」。ノジマオンラインで4280円で購入。

VDSLという落とし穴

と、ここまで来ていざルーターを繋ごうとして思い出したのですが、うちのマンションは光回線と言いながらもVDSL接続なんですよね。

VDSLとはマンションの中まで引かれた光回線を昔から敷いてある電話線で各部屋に分配する方法。光回線が1Gbpsに対してVDSL接続の最高速度は100Mbpsと10分の1。最後の最後でただの電話線になるんですからそりゃ遅くなります。むしろただの電話線で100Mbps出るのが驚きです。

パソコンとルーターを有線で繋ぐ事もないので、ルーターをギガビットイーサ対応にしても意味ありませんでした。

光回線が部屋の中まで引かれている人はギガビットイーサ対応ルーターをお勧めします。

光回線への接続は繋ぐだけ。設定不要!すごいですねコレ。昔はルーターにブラウザから接続して、プロバイダからの契約書類を部屋から見つけ出す事から始まり、やたら長いIDとパスワードを入れてやっと接続してましたが、今は繋ぐだけで自動的に認識されるんですね。

説明書通りに繋ぐだけで簡単にインターネットに接続され、通信も問題ないようです。

本当にDS-Liteで繋がってるのかなとルーターの管理画面にアクセスして確認しましたが、確かにDS-Liteで繋がっている画面が確認できました。

結果

難しい話は抜きにして確かにストレスなく使えるようになりました。数値で言ってもスピードテストでは100Mbps近くを叩き出しているのでもう十分でしょう。このまま空気のように意識する事なく使い続けられたら最高ですね。

家の光回線が重くてストレス溜まってる方はコレ絶対やった方がいいですよ。投資に見合う結果は出ます!

 

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