あなたがGoPro Fusionを使えるかどうかはビデオカード(GPU)にかかっているというお話

ウチのMacBook Pro15インチ2015でGoPro Fusionの動画をレンダリングしたところ、1分の動画に2時間かかったと以前書きましたが、仕事先のハイスペックiMacでレンダリングしたところ、30秒の動画のレンダリングがわずか4分で終わってしまいました。1分なら8分。その差15倍。

CPUでの演算ならここまで差がつくはずはないのでやはりGoPro Fusion StudioはGPUをぶん回してレンダリングしているハズ。自分のMacBook Proはインテルのショボい内蔵GPU、iris Proなのに対し、試したiMacはGPUがRadeon Pro 580の8GBというスペック。

この事から分かるのはGoPro Fusion(Fusion Studio)を使うならハイスペックのGPUを積んだPCは不可欠という事。逆にCPUがいくら速くてもFusion studioでは使われないので意味はありません。このiMacで1分動画のレンダリングが10分で終わるなら、レンダリング時間の心配をせずGoPro Fusionで撮影できそうです。1時間の動画すらも一晩寝かせておけば完了。以前紹介したiPhoneでレンダリングしてMacに転送する、という小細工も必要ありませんね。

ちなみにハイスペックiMacでもやはりレンダリング中は他の作業(の画面表示)は重くなります。MacBook Proの場合と違い、使いものにならないレベルではありませんが、レンダリング中はハイスペックiMacをもってしても他の作業は快適ではありません。

今、Gopro Fusionを買おうか迷っている人は、まず自分のPCのビデオカードをチェックしましょう。intelの内蔵GPUなんて論外です。必ず不幸になりますよ。

しかし、今まではパソコン選びにはCPUやストレージばかり見ていてGPUには大して気を使っていませんでしたが、これからはGPUを演算に使うアプリが増えていくのでしょうか?そうなるとパソコンの選び方も変わっていきそうです。

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