こないだiMac4Kが安い、というコタツ記事を書いたのですが、ちょうど仕事で急遽必要となりiMacを購入する事に。ただし購入したのは4Kではなく27インチの5Kモデルの中間グレードです。
選択理由として、Apple Storeや定価販売の店で現行製品を買うつもりはなく、狙うは型落ちで安い2017年モデルだけだったのですが、そうなると当然BTOやカスタムはできません。仕事用なのでメモリ増設が実質できない4Kモデルは選べず、結果的に5Kモデルとなりました。
現行モデルのiMac2019と2017を比較すると、CPUのコア数が違う、GPUが違うなど細かい違いはありますが、主に使用するAdobeのアプリはCPUのマルチコアもGPUも上手く活かせないのでほとんど違わないはず。
もう一つはOSが旧バージョンだという事。おそらく今販売されている2019モデルはOSが既に最新のCatarinaになっていると思いますが、最新バージョンの常でトラブルが報告されています。すぐに仕事に投入する関係上、トラブルの出きった一つ前のOSであるMojaveは必須条件でした。
購入時のスペックはメモリ8GB、ストレージは1TBのフュージョンドライブでした。この状態でとりあえず使ってみたのですがやはり遅い。特にフュージョンドライブが噂通り速くないようです(それでもただのハードディスクよりはかなりマシですが)。
そのためメモリとストレージも増設する事にしました。メモリはiMac2017のメモリで検索するといくつか出てきますが、同じ規格の安い汎用メモリでも使えるとの事でそちらにしました。16GBを2枚増設で元からの8GBと合わせて40GB。これでしばらく不足する事はないでしょう。
iMacのストレージは交換が不可能なので、Sandiskの外付けポータブルSSD500GBをUSB-Cポート経由で接続し、そこにシステムを入れて起動ドライブとして使っています。
起動ドライブがiMacの背面でプラプラしているのは少し不安ですが、実際使用した体感速度もこちらの方が内蔵のフュージョンドライブより速く快適。重たいファイルもグイグイと開けます。もちろんBTOで選ぶ内蔵のSSDには数値的には全く及ばないとは思いますが、使って快適ならそれで良いんです。
この二つのスペックアップにより、かなり快適に作業できるようになりました。それにしてもiMacのストレージが標準状態では全てただのハードディスクかフュージョンドライブなのが謎…。せっかくのスペックも活かせず動きがモサモサするだけなのに。次は256GBでもいいから起動ドライブはSSDにしてくれたらいいですね。
[…] 以前、iMac 4Kがなかなかお手頃で欲しくなったというコタツ記事を書きましたが、今回iMac5K 2017を買ってしまったのでとりあえずGoPro Fusionのレンダリングを試してみました。なお、iMac 5Kそのものについての記事は別で書きました。 […]