結論から。
【良いところ】
晴れた日はG9のEVFより見やすい。これを見てしまうとやはりEVFはやはりまだまだですね…。
ボディもキットレンズも軽い。8歳の子どもでも300mmのズームが楽に持てる。
ファインダーが見やすいので飛行機を追いやすい。
暗くなるとEVFと違い何も見えなくなる。
実質AF専用。MFはライブビューで見ない限り不可能。
ほとんどD5100の事を調べず価格と300mmズームだけで購入したのですが、マップカメラで初めて見せてもらった時はチープな作りに「失敗したかな?」が第一印象。
特に、フォーカスで前玉が回転しながら伸びたり縮んだりするのを見て「これ大丈夫…?」と思ったのですが、価格から選択肢はこれしかないので購入。
そのまま日暮れ間近の羽田空港に持ち込んで息子と一緒に撮影。やはりGX1よりずっと撮り易いようでした。やっぱ背面液晶見ながら望遠レンズは辛いよね…。
以前使っていたGX1は14-140mmの便利ズームとの組み合わせ。望遠端が280mm相当では遠い飛行機相手にはやはり物足りず、「もっと大きく撮りたい」と言っていたのですが、D5100は55-300mmズームなので望遠端は450mm相当。このズームには彼も満足しているようです。
後日またガッツリと羽田で撮影。彼に貸してもらって少し撮影したのですがやはり一眼レフは撮り易い!晴れていた事もありファインダーが見やすかったのが印象的でした。ダハミラーの小さいファインダーですからピントがあっているかどうかは全く確認できないのですが、大きな飛行機が枠に収まっているかどうかを確認するならこれで充分です。飛行機、特に飛んでいる飛行機を単純に撮るだけならやはり一眼レフは楽ですね。
一方で、これをスナップや旅行で使う事を考えると、ミラーレスの便利さにドップリと浸かって、なおかつ目が衰えてきた自分には厳しいものがあります。電子シャッターもピーキングもなく、露出の確認もできないのは堕落した今の自分にはちょっと考えられません。
カメラのデザインはイマイチ。だけど使いやすい。メニューも一眼レフなので項目があまりなく、迷う要素もなし。
レンズはかなりチープ。標準ズームはマウントがプラスチック。望遠ズームの方はピントを合わせるだけでかなりレンズ長が変化するので、こんなに動いて大丈夫かな?と思ってしまいます。しかし写りは問題なし。ちゃんと写ります。
(以下、小2の息子が撮ったもの)
レンズ交換の際、マウントが逆ネジ仕様なのも全く慣れません。頭の中で回転方向を逆転させてからレンズの付け外しをしています。
D5100の問題として最新のAF-Pのレンズが使えません。買うときには全く知らなかった情報なのですが、ニコン使いには常識なんでしょうか?
同じマウントで、しかもまだ10年経たないボディと互換性無くしてみんな何も言わないんでしょうか…?EOSでレンズの互換性がないなんて聞いたことがないのでちょっと驚き。
もし息子がこのレンズをぶっ壊したら、タムロンの望遠ズームか便利ズームにしようと思います。